グループホームのフランチャイズで注目されているのは、高齢者向けではなく、障がい者の方が使う施設。社会的な需要の高さから、障がい者向けグループホーム市場の拡大が期待されています。ここでは、そんなグループホームのフランチャイズへの参画を検討している人のために、FC本部を一覧で紹介。 事業やフランチャイズの特徴、初期費用などを短くまとめているので、参考にしてみてください。
介護ビジネスの中でも注目度が高いグループホームフランチャイズを紹介。サービス内容やフランチャイズの特徴をまとめているので、加盟先を探す際にぜひ参考になさってください。
オーナーが希望するエリア、規模、屋号でフランチャイズの立ち上げをサポートしています。 営業ノウハウや各種研修などが充実しており、オーナー、スタッフともに未経験者であってもうまくいくよう、きめ細かいサポートを行っています。
イグルー(株式会社3eee)の
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自由に事務所名を設定できるパートナーシップ方式により、毎月数社限定で新規立ち上げをサポートしています。 保証金などのコストをカットすることにより、低資本での開業が可能。開業後も継続したフォローが受けられます。
障がい者グループホーム新規開業のためのプログラムを提供しており、開業・運用支援のプロがきめ細かくサポート。 ロイヤリティや保証金が不要であり、自由度の高い開業が可能な「スマートFC方式」を採用しています。
さまざまな介護・福祉ビジネスの開業支援実績があり、開業ノウハウやサポートマニュアルによりオーナーのニーズに応じたサポートが可能です。 複数の事業立ち上げにより、収益を拡大させるとともに、リスクヘッジをはかることもできます。
利用者の多様なニーズに柔軟に応えられる小規模居宅介護事業のフランチャイズを展開。 競合リスクや収益の安定性を考慮した事業計画の立案から開業後の事業継続支援まで、きめ細かくトータルでサポートしてくれます。
不動産業をメインで営む企業が運営するフランチャイズ。そのため空き家を活用して施設を開設でき、初期投資を抑えることが可能です。 施設が軌道に乗るまでは、徹底した運営サポートを提供してくれます。
障がい者とペットが共生するという「ペット共生型」のグループホームを展開。 自由度が高く充実したサポートが受けられる新しい契約形態も特徴の一つです。研修やサポート内容が充実しているため、未経験者でも安心して開業することができます。
利用者が自立できるサービスを提案し、防犯カメラやWi-Fiなど施設の設備にも気を配っているGOOD HOME。就労継続支援B型であるMY GOODと連携しているのが特徴です。グループホームを利用しながら就労するためのスキルを磨ける環境が整っています。
オーナー様に物件を紹介したり、24時間対応可能な医療体制を導入したりしているHiハウス。Hiハウスのフランチャイズは経験がなくても始められるサポート内容が魅力です。障害者施設の開所の届けを出す手順の解説や、国保連請求の代行もしてくれます。
長期に渡って経営を行えるよう、これまで培ってきたノウハウを活かし、あらゆる側面からサポートしているプラム。コンサルティングプランを選択できるのが特徴で、3つコースが用意されています。自分の状況や要望に合ったプランを選択できるだけでなく、採用活動や請求後有無の代行依頼も可能です。
イエローリボンのグループホームフランチャイズでは、イエローリボン専門スタッフがサポートしてくれます。初期コストは補助金の利用、ノウハウがなくても開設から運営、保険請求やスタッフ研修まで運営に関する全般の負担を軽減できるのがメリットです。
スターホームのフランチャイズでは、障がい者グループホームの開設と運営サポートで負担少なくチャレンジできます。運営業務や事務作業に関して本部が集中管理。フランチャイズに加盟した事業主は、利用者支援に専念できるのがメリットです。
Link Ringは共同生活援助ひまわりなど、障害福祉事業に関するフランチャイズを募集しています。高齢者福祉、障害者福祉に特化している会社という信頼感も強みです。グループ内の介護コンサルティングチームはプロフェッショナルばかりです。
ここクラスは、福祉の経験を活かして事業を行いたい方に向けてグループホームの紹介を行っています。初期投資費用を抑えたい方や、本業以外にも経営軸を持ちたい方などに適したシステム。運営サイトからの集客があるのは魅力です。
およそ3か月~6か月で事業を開始できるよう、手厚いサポート体制を整えているはぐくみ住まい。参入しやすい加盟金額が設定されているので、「まずは1棟からはじめてみたい」という方に向いています。
グループホーム、特に認知症高齢者を対象としたホームは、5~9人を1つのグループとして少人数で共同生活をする施設です。1つのホームにつき最大3グループ27名まで生活ができます。高齢者の5人に1人は認知症を発症するといわれ、今後の需要増加が期待できるグループホーム開業の流れをご紹介します。
開設資金や場所・人員を確保し、行政窓口に事業所としての指定申請をします。行政からグループホームの承認が得られれば開業できます。まずは基礎知識をふまえて、入居者の定員をどの程度にするか、施設の広さをどれくらいにするかといった、開業規模を考えておく必要があります。個人の居室の広さとしては1人当たり7.43平方メートル以上必要です。入居者が状況に応じてスタッフと家事を分担しながら生活できるキッチンや浴室など、自宅と似たような共同施設も必要とされています。
ケアマネジャーや介護スタッフの確保で、とくに大切なのは「夜勤従事も可能な介護職員」でしょう。力仕事もあるので、男性職員も数名いるのが理想です。
フランチャイズに加盟をすることで、立地環境や間取りなど開設場所の選定に対する助言、必要な人員確保に関する知識提供、指定申請の承認を得るために行政や銀行といった外部機関への手続きの援助など、その時に必要なサポートを受けながら開業をすすめていくことができます。特に、行政に提出する書類は期限が厳密に定められているため、不備があった場合は申請が次回の締め切りに持ち越しになります。開業のノウハウはなくとも決められた時期に介護業界に参入したいという意思があれば、フランチャイズを活用した方が効率的でしょう。
オーナーであれば必要な資格はありません。そのかわり株式会社や合同会社、NPO法人といった法人格が必要です。フランチャイズに加盟し法人格を取得すれば、介護業界が未経験であっても開業をすることができます。
開業のノウハウがなくとも援助が得られることがあげられます。グループホームを開業するには、厚生労働省が定める「指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準」を全て満たす必要があり、加盟元に所属する専門家の目で見て、開業に足りない部分があれば補ってもらえるのは強みと言えます。
開業後もフランチャイズによる運営のノウハウが得られます。フランチャイズとして質の保たれたサービスが提供できるように定期的な研修や援助があるのも心強いです。運営の基盤がしっかりしていると安定した収入の維持につながります。また、介護業界が未経験の場合フランチャイズの加盟店同士で横のつながりができ、情報交換の場として活用することもできます。
フランチャイズでは、提供するサービス内容がある程度決まっており、独自で認知症の人にこのようなケアがしたいと思うことがあっても、制限がかかる場合があります。
また、他の系列店舗のイメージに良くも悪くも影響をうけることがあります。例えば、他の加盟グループホームでネガティブな出来事が起こった場合、自分のグループホームも系列店のために同じようなことが起こるのではないかと不信感をもたれてしまうなどです。
逆に、イメージの良いフランチャイズであれば、相乗効果で良いイメージを持ってもらえることも。ただ、そのブランド力を利用するためには加盟元にロイヤリティを払う必要があります。売り上げの状況に関わらずに支払う義務はあるので、経営を圧迫する要因となってしまうこともあります。
TYPES
「アントレ」「フランチャイズ加盟.net」「フランチャイズの窓口」「マイナビ独立」の4サイトに掲載されている介護・福祉系フランチャイズをすべて調査(2021年9月時点)。
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