どんな人が向いている?

フランチャイズに加盟するにあたって、基本的には特別な資格は不要ですが、必要とされる能力はあります。 そこでここでは、オーナーとして身につけておくべきスキルや、どのような人がフランチャイズビジネスに成功しやすいかについてまとめました。 これからフランチャイズで開業を検討中の方はぜひ参考にしてください。

必要なスキルって?

フランチャイズオーナーに求められるスキルを一言でいうとマネジメント力です。 介護・福祉系ビジネスにおいては、従業員の質=提供するサービスの質。 そのため、従業員の採用段階から、採用した方の教育など、「人を育てる力」が求められます。

実行するにはオーナーはもちろん従業員の協力が必要です。したがって従業員にアドバイスや指示をしながらも、よりよい関係性を構築し、 信頼される必要があります。こうしたマネジメント力は、経験や教育を受けることで伸ばすことができるほか、 サポートの一環としてマネジメント研修を行っているFC本部もありますので、ぜひ活用していきましょう。

向いているのはどんな人?

本部と良好な関係を築ける

フランチャイズには必ず運営本部があります。本部にロイヤリティを支払う代わりに、ブランドの使用や運営ノウハウの提供を受けることになりますので、 両者の間には信頼関係がなければ成立しません。 オーナーは本部の指導やビジネスパッケージに従って事業を進めることになりますので、良好な関係を築ける人でないと、継続するのは困難です。

介護・福祉系フランチャイズで
今伸びているのは、この3業態!

主体性をもって行動ができる

オーナーはFC本部からさまざまなアドバイスを受けますが、受け身の姿勢で運営していてはいけません。オーナーはあくまでも経営者なのです。 したがって、本部の意向を汲み取りつつ、状況に合わせて自分で試行錯誤しながら行動できる人が向いているといえます。 本部の言うことをただ実行するのではなく、ビジネスパートナーとして思考し、時にはこちらから提案できるオーナーになることが望ましいです。

まとめ

フランチャイズに限ったことではありませんが、事業を円滑に進めるためには、人とのコミュニケーション力が重要です。 環境変化をいち早くキャッチして情報を集めたり、従業員を教育する、本部と相談するなど、 すべて人と人との関係で成り立ちます。他人の意見を素直に聞きながらも、自分なりに考えて行動できる人が向いています

「アントレ」「フランチャイズ加盟.net」「フランチャイズの窓口」「マイナビ独立」の4サイトに掲載されている介護・福祉系フランチャイズをすべて調査(2021年9月時点)。
4サイトでの掲載数が多い業種=特に盛り上がっている業種であると定義し、掲載数の多い3つの業種をピックアップしました。

※3業種それぞれの掲載数は次の通りです。訪問マッサージ:9件、デイサービス:7件、放課後等デイサービス:7件(いずれも2021年9月時点)
デイサービス
デイサービス
メリット
  • 利用者数 約220万人という
    市場の大きさ(2019年時点)
  • ここ10年で利用者は約1.4倍に
  • 高齢者増加により、
    まだまだ市場は
    成長する
こんな方に
オススメ
  • 長期間、堅実に利益を
    出し続けたい方

デイサービスの
市場について
詳しく見る

放課後等デイサービス
放課後等
デイサービス
メリット
  • 2012年に始まった市場
    のため競合数が比較的少ない
  • ここ5年で利用者は約2.6倍に
  • 障がいのある子どもを支える
    社会的意義の高さ
こんな方に
オススメ
  • 子どもの自立支援といった、
    社会貢献を重視する方

放課後等デイサービスの
市場について詳しく見る

訪問マッサージ
訪問マッサージ
メリット
  • 一人でも開業できるため
    初期投資を抑制できる
  • 伸びている高齢者市場で
    低リスクに開業できる
  • 立地に左右されづらい
こんな方に
オススメ
  • 初期投資を抑えながら、
    低リスクに開業したい方

訪問マッサージの
市場に
ついて詳しく見る

参照元:厚生労働省_介護分野をめぐる状況について【PDF】(https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000608284.pdf)
参照元:厚生労働省_放課後等デイサービスに係る報酬・基準について≪論点等≫【PDF】(https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/000678627.pdf)