ここからは、介護・福祉系のフランチャイズ本部の一部を紹介していきます。介護業界の勢いを感じ、参入を考えている企業、独立して小規模事業から始めたい人は、ぜひ参考になさってください。介護・福祉といった業界は需要が高いため、収益の安定化や拡大を図りやすい業界だといえるでしょう。
高齢化社会の影響で、介護・福祉業界は今後さらに需要が拡大する見通しとなっています。 というのも、内閣府が公表しているデータによると、2019年の段階で65歳以上の高齢者は、全体のうち約28%(※1)を占めています。 介護・福祉事業に参入する企業も増えており、2020年の介護・福祉事業において新規設立された法人数は、2,746社。前年と比べると10.3%も増加しています(※2)。 少子化の影響を考慮すると、今後ますます高齢化は進んでいくと予想されるでしょう。これはつまり、将来的なニーズの高まりがある程度予測できるということ。 需要の高まりによる、収益の安定性が期待できる業界だといえるでしょう。
介護・福祉事業が注目されている背景としては、投資額の回収リスクが少ない点が挙げられます。 利用者が自己負担する金額も一部ありますが、介護保険や健康保険を利用するビジネスモデルである場合、 売り上げの7~9割は各保険者から支払われます。介護・福祉系のサービスは、利用者が多ければ多いほど、 利益に直結するため、サービスの質を担保できれば、事業の拡大が図れるでしょう。 また、関連の介護・福祉事業に横展開しやすい点も魅力。将来的に多店舗展開する事業者も少なくありません。
「ワントップ老人ホーム紹介パートナー」は、老人ホームの入居希望者に、老人ホームを紹介する事業。 今後増える高齢者の需要を見越して、参入するとブランドの確立が狙えるでしょう。
ワントップ老人ホーム紹介パートナーの
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介護タクシー「ハッピーハートグループ」は、高齢者や障がい者を移送するサービス。 また、加盟後も許可申請や車両の登録まで、一貫して任せられるので、介護・福祉業界が初めての方でも安心でしょう。
TYPES
「アントレ」「フランチャイズ加盟.net」「フランチャイズの窓口」「マイナビ独立」の4サイトに掲載されている介護・福祉系フランチャイズをすべて調査(2021年9月時点)。
4サイトでの掲載数が多い業種=特に盛り上がっている業種であると定義し、掲載数の多い3つの業種をピックアップしました。