障がいのある子どもたちへのサポート、という社会的なニーズの高さから、放課後等デイサービスのフランチャイズ市場は注目されています。ここでは、そんな放課後等デイサービスのフランチャイズへの参画を検討している人のために、FC本部を一覧で紹介。 事業やフランチャイズの特徴、初期費用などを短くまとめているので、参考にしてみてください。
2021年9月調査時点でフランチャイズ開業や独立開業情報の総合ポータルサイト「フランチャイズの窓口」「アントレ」「フランチャイズ加盟.net」「マイナビ独立」に掲載されていた本部に加え、「放課後等デイサービス フランチャイズ」でのGoogle検索上位5社を調査。加盟の際の情報収集に役立つオーナーの声について、上記ポータル サイトまたは公式HPでの掲載数が多い3社を紹介しています。
就学前の子どもが対象の児童発達支援と、6歳~18歳の子どもが対象の放課後等デイサービスを1つの教室で対応。そのため、定員を多く抱えることができます。 また国が設定した報酬制度に基づき売り上げをあげられるので、利用者数を維持できれば、長期的に安定した売上を目指せます。 1施設で、2つの事業を起こせるので、経費や固定費を抑えられ、利益率の高いビジネスが可能です。
「加盟金なしで、初期費用を抑えたプラン」と、「加盟金ありでロイヤリティを低めに設定したプラン」の2種類を用意。 どちらも共通して開業サポート費がかかりますが、これには職員研修費や事業所の許認可費用等が含まれます。 電話やWebツールを使用したオンライン説明会も開催しており、ビジネスモデルの詳しい内容を直接確認できます。
開業前は18歳未満人口データも踏まえた立地調査や物件取得、内装設計・施工まで幅広くサポート。 児童福祉業界のことや営業・販促戦略、職員採用・教育など研修制度が充実しているのでしっかり学べます。 また開業後もスーパーバイザー(SV)による定期訪問や、営業同行による集客サポート、保険請求事務などのバックアップ体制があるので安心です。
個人で清掃業を営んでいましたが、福祉に興味を持ち新規事業でオークニ商事に加盟。 何度も直営教室を見学して決めました。役所への膨大な書類提出や運営に関することもSV(スーパーバイザー)の方が来て教えていただき大変助かりました。
子どもに関わる仕事での独立を考え資金を貯めていく中で、児童発達支援や放課後等デイサービスを知り、ここに決めました。 仕組みはあっても初めての経験だったため、最初の1年は大変でしたが、地道に努力を積み重ね、今は4教室目もオープン予定です。
運営元企業 | オークニ商事株式会社 |
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初期費用 | プランA:約750万(加盟金:0円、開業サポート費:50万、物件取得費:約150万、内装・設備工事費:約400万、什器備品:約100万) プランB:約1,000万(加盟金:250万、開業サポート費:50万、物件取得費:約150万、内装・設備工事費:約400万、什器備品:約100万) |
加盟金 | Aプラン:0円、Bプラン:250万円 |
ロイヤリティ | Aプラン:8% Bプラン:5% |
契約期間 | 記載なし |
開業目安期間 | 記載なし |
電話番号 | 03-6806-5217 |
公式HP URL | https://okunicorp.com/fc/ |
放課後等デイサービスの中でも重症心身障がい児にスポットを当て、 「できることを増やす」「毎日に生きがいをもってもらう」ことを目標に全国展開しています。 受入れ対象を絞り込むことで他社との差別化ができ、常に側にいてサポートしなければならない 保護者の負担を軽くすることも含めた社会貢献の実現を目指しています。
定員5名の小規模な放課後等デイサービスを提供しているため、 大きな土地と施設を必要としません。小さな民家でも運営できるためフランチャイズ加盟者の初期投資を低く抑えることが可能。 売上のほとんどは公費なので安定経営が可能で、1人のオーナーが複数のデイサービスを運営して利益を積み重ねていくことができます。
個別面談から始まり、資金や運用面のヒアリングを行ってから事業提案。加盟契約後は新任研修、エリア選定、物件探しなどのサポートを行います。 またスタッフを募集・採用するための手配を行ったり、指定申請の書類作成もしっかりサポート。 新規にスタートするオーナーだけでなく、法改正で苦しむ既存介護事業者の事業転換も支援します。
妻が看護師なので協力して何かできないか探したところ障がい児支援の話を聞いて興味を持ちました。 実際にだるまキッズさんの子どもたちと触れ合い教育・ケアの根本を感じました。まだ勉強中ですがこの仕事ができて幸せです。
運営元企業 | 株式会社オグラコーポレーション |
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初期費用 | 350万円(加盟金:150万円、不動産契約:12万円、改修・リフォーム:50万円、保険(施設賠償):3万円、電話・ネット:2.5万円、送迎車両(リース、1台):2.5万円、求人広告:5万円、事業所内備品:30万円、看板:10万円、名刺・のれん等商標物:10万円、衛生用品・開設準備品:10万円、事務用品:5万円) |
加盟金 | 150万円 |
ロイヤリティ | 4万円+売上高の5%(月額) |
契約期間 | 記載なし |
開業目安期間 | 記載なし |
電話番号 | 03-6691-2111 |
公式HP URL | http://darumakids.jp/ |
小学校入学前の児童を対象とする児童発達支援と、就学以降の放課後等デイサービスの2本柱でサービスを提供。 両方対応することで、幼い頃から大きく成長するまで、継続的に利用してもらえるのがメリット 。 将来は一般就労に向けての総合サポートまで対応可能性があり、子どもをサポートすることで、保護者側の生活の質の向上もできます。
フランチャイズに関するオンライン説明会を日本全国に向けて開催しています。 地域ごとに分けてWeb(Zoom)を使った社長と話すオンライン面談も実施。 開業エリアの相談から収益モデルやサポート体制の確認など納得がいくまで説明を聞くことができます。 会場まで足を運ぶことなく直接コンタクトできるので効率がよいです。
開業する4ヶ月前から研修がスタート。事業所の許可申請など各種事務手続きと同時に進行し、 フランチャイズ事業についての基礎から制度、運営方法、利用者の対応などを準備期間中に学ぶことができます。 また開業後もスーパーバイザーが訪問し、運営ノウハウや業界情報などを伝え、利益を上げるためのサポートを継続的に受けられます。
塾講師の長年の経験で「療育」の必要性を感じました。そこでノウハウ不足を解消するためにFCに加盟することに。 本部から至れり尽くせりをサポートを受け、スタッフの求人のアドバイスもあり苦労せずに起業できました。
これまで不動産業会社の経営に携わり保育所事業をスタートした際に耳にした「療育」という言葉がきっかけです。 立地が大切なことは経験からわかっていましたが人材確保や行政手続きなどサポートを受け無事開校しました。
運営元企業 | ブロッサムグループ株式会社 |
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初期費用 | 313万円~1363.1万円(本部に支払う費用:55万円~330万円、事務所・店舗取得費:52万円~334万円、改装・設備費:102万円 ~409万円、備品:71万円 ~183万円、広告・宣伝費:30.1万円 ~100.2万円、その他:2.9万円~6.9万円)※いずれも税込 |
加盟金 | A):売上の0円、B):275万円(税込) |
ロイヤリティ | A):売上の8%、B):売上の5% |
契約期間 | 5年 |
開業目安期間 | 記載なし |
電話番号 | 050-1746-2490 |
公式HP URL | https://www.houmon-massage.jp/owner-top/ |
放課後等デイサービスや児童発達支援を中心として、積極的にフランチャイズ展開している本部をリサーチ。 それぞれ提供しているサービスの特徴や加盟オーナーに対してどのようなサポートがあるのかを簡潔にまとめました。
入退室管理システムや24時間・365日ナースコールセンター、Webカメラなど徹底した安心・安全体制が組まれた放課後等デイサービスです。研修や開業準備相談、行政対応まで手厚いサポートで開所後も安心です。
放課後等デイサービスや児童発達支援など幼児向けサービスを中心に展開。IT、AI技術を活用したクラウドシステムで業務を効率化し、コンサルティングチームによる開業支援や経営者研修などサポートが充実しています。
整骨院・鍼灸院運営をメインに介護やリラクゼーションサービスも提供。フランチャイズ事業としてらいおんハートリハビリ児童デイサービスを展開し療育やSSTも含めた総合支援で障がい児の可能性を拡げています。
未就学児の児童発達支援と障がいのある6~18歳の子どもを対象とした放課後等デイサービスを提供しています。フランチャイズでは準備段階から開業まで徹底的にサポート。開所後も本部が研修や経営支援を行います。
児童発達支援と放課後等デイサービスの複合施設で子ども対象の療育を行っています。フランチャイズは加盟金0円で立地調査や物件取得、内装・施工までサポート。開業後もSV定期訪問や集客サポートでフォローします。
保険適用で安定収入が見込める児童発達支援・放課後等デイサービスを提供。両方を併設したり単体で運営など予算に応じて業態を選ぶことができ、融資の相談や内装工事業者紹介、各申請書作成などサポートがあります。
学習支援も行う学習塾秀学舎が提供する放課後等デイサービス。30年以上の学習塾運営を生かしたSST(ソーシャルスキルトレーニング)を強みで、コミュニケーション能力の向上や社会性の向上にも力を入れています。
障害児のための学童保育を中心に、学習塾や家事代行なども行っています。「放課後等デイサービスは、最高に楽しめる場所の提供」を運営方針としており、重症心身障害児にも対応。小規模なので初期投資を抑えた開業が可能でしょう。
企業主導型保育園や児童発達支援・放課後等デイサービスを提供。フランチャイズ本部が物件探しから行政手続き、スタッフ採用など準備段階から開業後も独自の療育アプリでスタッフを支援し経験ゼロでもスタートできます。
児童発達支援・放課後等デイサービス併設の多機能型サービスを提供。SSTやABA(応用行動分析)などの訓練を行います。フランチャイズ加盟者は法人設立や物件調査、各種手続きなど手厚いサポートが受けられます。
発達障がい児の学習・療育支援に特化した放課後等デイサービスを提供。心理学の理論を基にした「実りえ式評価型教育」により、小学生から高校生までの一貫教育とトータルサポートが可能です。商圏調査、物件調査、資金調達など本部による開業・運営支援サポートも充実しています。
西日本を中心に放課後等デイサービスや児通所事業所のフランチャイズを展開しています。「運動」「学習」「ライフスキル」の3本柱を中心とする総合的な療育サポートが特徴です。申請・届出など書類関係、現場ノウハウの指導、広報活動に関する支援など、盛りだくさんの運営サポートも魅力。
茨城県を中心に直営事業所を12拠点有するなど実績が豊富です。ダンス・音楽・図画工作など、「楽しさ」を味わいながら学び育てる総合的な療育支援を提供しています。集客、人事採用、シフト作成、店舗づくり等、オーナー向けの各種運営サポートも充実
UNICOは株式会社ウェルモが展開している児童発達支援・放課後デイサービスです。全施設90%以上の運営実績を誇るドミナント式で、安定した経営が期待できます。利用者や保護者の評価も高く、施設経営を開設から運営まで、一気通貫サポートしてくれます。
りるとは、小規模スペースから解説できる児童発達支援・放課後等デイサービス。70m²程度から開設でき、感覚統合療法に特化した支援プログラムを実施しています。長く福祉事業を行ってきたノウハウで適切にアドバイスします。
ネクストエールは、児童発達支援・放課後等デイサービスのフランチャイズ事業を展開しています。元々埼玉県で保育園を母体として運営しているため、そのノウハウを活かしたフランチャイズ運営が行えるでしょう。
ハッピーキッズスペースみんととして、学習・運動・音楽など特色のある療育や、創作活動等のレクリエーションを通して子供の身辺自立、社会的、経済的な自立支援をしているみんと。開業の準備から開業後のサポートまで、一貫したサポートを受けられます。
スタッフの採用支援や指定書類の準備など、サポートの幅が広いYCC。メンバー限定で研修を行うなど、運営に役立つ支援を行っています。ポスターやパンフレットといった営業ツールも用意しているのも魅力の一つ。全力で事業所の開設バックアップしている会社です。
放課後等デイサービスを提供するドレミファソライズは、運動療育としてサッカーを取り入れています。元プロサッカー選手の指導と専門家によるカリキュラムを構築。開業のための資金調達や従業員の募集や採用までサポートしてくれます。
こどもプラスの放課後等デイサービスは、運動療育として柳沢運動プログラムで、脳と心を育てます。発達障害に関する知識とスキルを持ったプロ指導員が、ブランド力のある柳沢運動プラムで児童の療育を提供しています。
オンライン英会話を通した放課後等デイサービスの提供を行っています。他社との差別化を図りやすい点が特徴です。また各種手続きのサポートや、HPの運用による集客支援なども行っています。
広島や福岡で放課後等デイサービスを複数展開しています。運営・療育の方法から経理事務・請求業務まで、運営に関するあらゆるサポートを提供。また長期的な運営の疑問や不安を解消するために、コンサル支援プランも用意されています。
開業から半年足らずで、稼働率120%(※)を達成させたCOCOきらめきのフランチャイズ。経験を活かしたノウハウによって、安定性と収益性の高いフランチャイズ経営を目指せます。
TYPES
「アントレ」「フランチャイズ加盟.net」「フランチャイズの窓口」「マイナビ独立」の4サイトに掲載されている介護・福祉系フランチャイズをすべて調査(2021年9月時点)。
4サイトでの掲載数が多い業種=特に盛り上がっている業種であると定義し、掲載数の多い3つの業種をピックアップしました。